蒜山ツアーデスク活動報告
  ~西村ガイドの活動報告~

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2021年03月07日
ガスの中のスノーシュー
10日のお客様は女性お二人。 お一人はスノーシューは全くの初めて・・
一緒に楽しんでいただけるようにあれこれ・・
それにしてもツアーの間はずっとこんなガスがかかった状態でした。
晴れ女のベテランの方はこんな幻想的な眺めもなかなかいいですね・・と。
先日の低温で吹雪の日になったりするのはごめんですが、
雪質やお天気は、ぼやくよりは、それなりに楽しむほうが気分はアップ。
本当は三人の予定でしたが、
お一人が体調不良でお越しいただけませんでした。
昼食であったかい飲み物を準備し、
ひとしきり食事とおしゃべりをして、
いよいよ後半のツアーに出発です
鏡ヶ成はここ数日は氷点下の日々・・
少しですが雪になった日もあります。
こんな林の中を黙々と行くのではありませんよ・・
このツアーは別名谷渡り・・斜面を滑ったり登ったり。
結構アップダウンが・・。
下界が春の陽気と気象予報・・
でも、鏡ヶ成はこの日の朝は氷点下、
ツアー終了時の気温が1度C・・。
根雪がしっかりしているので、
金曜の雨でもまだほとんど溶けそうにありません。
今日は雪の上にこんなものが落ちていました・・。
こん棒と植物・・お分かりの方には言わずもがな・・
こん棒が落ちていたのは私にとっては初めてです。


雪の多い鏡ヶ成でも去年一昨年は積雪が少なかったですし、
今年こそ寒波で大雪かと思っていましたが、
しっかりした根雪になったものの、 大雪は長続きせず、
2月の雨ではかなり溶けました。
それでも烏の山麓はこんな感じで、スノーシューをまだ楽しめます。
 
今日の14時頃の駐車場です・・
路面はまったく雪はありません。
スキー場は一部滑走可能ですが、人影は見えません。
ツアー中に烏のカーラ谷から滑り下りるボードや
スキーの方に出会ったくらいです。


2021年03月07日
巨木巡りと谷渡りでスノーシュー
一昨日に鏡ヶ成へ雪の状態を確認に・・
雨でどうなっているかと不安でしたが、スノーシューツアーもは問題なし!
日曜のガイドツアーは可能と連絡。
リピーターさんのなんちゃってさんとお友だち4名をお迎えすることに。
しかし、昨日は蒜山では霧雨・・さらに雪解けが進んだかと思っていました。
今日は不安になりながら鏡ヶ成へご案内しました。
巨木巡りと谷渡りで4~5時間のコース。
谷渡りはこんな尻セードで谷へ降りるのと
四つん這いで登るの繰り返しです。
蒜山では雨でしたが、さすが鏡ヶ成・・
雨氷から雪になっていたようです。
杉の樹林帯を抜けるとこんなエビフライの世界でした・・
エビフライ・・木の枝に雪や氷がついて白い世界・・
徐々に暖かくなり、エビフライがパラパラと落ちてきます。
何とも貴重な経験・・楽しむだけです。
チノキの巨木で記念撮影です。
このあとはブナの巨木も含めて巨木エリアを行きます。
一番のブナの巨木を行き、烏の北の深い谷・・
蛇谷を覗いて食事です。
バックは烏ケ山・・雪解けの山容を見せていました。
皆さんには自然観察を含めてあれこれ楽しんでいただけました。
帰りもより多くの谷渡り・・
尻セードで滑り下りながら谷渡りの連続です。
長靴でスノーシューで初めての方にも満足していただけました。

鏡ヶ成ではまだスノーシューツアーが可能ですよ。

蒜山の我が家の周辺ではリュウキンカがようやく咲き出しています。 
ほんの一部に残雪が残っているのですが、蒜山高原道路は雪はなし・・
スイセンは多くのところですでに咲き終わっているかと思いますが、
蒜山ではようやく葉が出始めたところです・・
日射しはすでに春・・
しかし気温は今日も氷点下になるかどうかです。
地球温暖化、高温化は着実に進行中・・
雪遊びのできるのが今後どうなるのか気がかりです。


2021年02月18日
予想外の大雪にビックリ
今朝は予想外の大雪にビックリでした。
朝一番の作業はまず道の確保・・
ここに二往復して車が通れるようにします。
道が確保されるまではどうしようもないので、
吹雪でも、寒さがしんしんとしていても頑張るしかありません。
今日は投雪量が多いので、ゆっくりしか進みません・・
2時間10分。
さらに家の周囲も雪かき含めて1時間半・・疲れます。
実は昨日ここの積雪20~30cmほどを一往復したのですが、

積雪がさらに40cmほど降れば、除雪の面影は全くありませんね
昨日は吹雪の中、鏡ヶ成へ・・
ドキドキものでした。

さすが標高900mです・・
西風が強く、吹雪の中、氷点下8度前後。
写真は帰りのキャンプ場近くですが、前方は真っ白・・
ホワイトアウト・・
スピードを落とすだけでなく、止まるしかありません。
行きも帰りも鳥取県に入った途端、
何度もホワイトアウトでヒヤヒヤ運転。
雪国暮らしも長くなりましたが、一番の緊張感でした。
鏡ヶ成に出かけたのは、スノーシューツアーのためです。
お二人をコーギー犬3頭と一緒にご案内。
鏡ヶ成に到着すると真っ白・・・スキー場も閉鎖だったようです。
除雪も十分できていませんし、日射しもなく雪の起伏もあいまい・・
少しでも早く林に入って、
吹雪から逃れようとしなければなりませんでした。
写真はもうツアー終わっての帰り道ですが、
新雪の良さはありましたが
根雪がカチカチ、寒さも尋常ではなく、
なかなか思うようにご案内が難しい・・
初めのうちはそれなりにワンちゃんにも楽しんでいただけましたが、
結局、ダブルコートのワンちゃんでさえ、
寒さで動きたがらないとなれば・・
ツアーを早めに切り上げるしかありませんでした。
遊びで楽しんでいただく部分が少なくなりましたが、
こんな巨木などのポイントはきっちりご案内しましたね。
ちょっと前に新潟に行ったとお客さま・・新潟より寒かったと・・
帰りは基本的に別々が多いのですが、昨日ばかりは車の後を付いて行かせてと・・
慣れない方にはポールさえ見えなくなりますから慎重に先導させていただきました。
ともかく、もう雪が消え、蒜山ではベアバレーのスキー場さえも閉鎖されましたが
この大雪で一気に復活、営業再開です。
 私がご案内するスノーシューも蒜山地内でも可能になりました・・

ただ、一旦春気分になった方々が、雪国に関心を持っていただけるかどうか・・


2021年02月08日
ワンちゃんたちとスノーシュー
蒜山でのスノーシュー、
雪がまだらに残っているようではできません・・ 
この時期まだ積雪が1m近く残っているのは奥大山の鏡ヶ成。 
昨日は柴犬2頭も一緒でした。
飼い主さんと付かず離れず・・リードは初めだけでした。  
3時間のツアーの最後の記念写真です
高機能のスノーシューでしたから、
果敢に雪の壁にもチャレンジしてもらえました。 
蹴り込みが可能なので、根雪の壁を突き刺すようにできます。 
そんな雪の壁があるのか・・あるんです! 
烏ケ山の鏡ヶ成山麓には結構深い谷が刻まれていて、
変化に富んでいます。
ただ谷に下りるにはどこでもこんな感じというわけにはいきません。
ガイドがいるのでそこはそれ危険回避、安全対策、楽しみ方を伝授・・
写真ではさほどの斜面ではなさそうですが、
上からは崖のように見えます。
今日もまたシベリアンハスキー犬3頭と一緒でした。
まだ若くてリードが離せないので、できないこともありましたが
慣れてきたところで飼い主さんが上と下に分かれて、
ワンちゃんを呼ぶことにしてリードを離すこともできました。
それでもワンちゃんたちの動きはなかなか読めません・・
滑っている時に登って来たり・・ちょっとヒヤヒヤも。
どちらのお客様もスノーシューツアー経験者。
大山や長野八ヶ岳などでスノーシューツアーに参加されたりもしています 
雪の道路や林を行くのが多く、こんなアップダウンがあり、
尻セードを何度も体験するアクティビティは初めてとのことです。 
ワンちゃんたちと一緒にできますということで、基本的には人がとことん
楽しむことができるようにプログラムを考えています。
鏡ヶ成の自然や歴史についてもクイズにしたり解説しながら、
楽しんでいただきました。
雪がない時はササに覆われ、とても足を踏み入れるようなことができないとお話すると皆さん・・ビックリ
去年はササが雪の下に埋もれるような状態ではなかったのですが、 今年はまだ85cm(スキー場)・・
そして今日はまた積雪が増えそう。2月中はほぼ大丈夫、3月中頃までできることを期待です。


2021年01月19日
雪景色はアメージング・・・スノーシュー登山
この一週間は体調管理に気をつかいました。
ツアーが三つ・・最後は登山でしたから・・
17日に続いて19日も蒜山山麓スノーシュー。
旅館のスタッフの方々をご案内。
宿泊される方々に提案できることをスタッフの方々が
体験しているかどうか・・
ご案内できるかどうかで誘客につながります・・
蒜山ツアーデスクとしてもありがたいお話・・
というお申し出で、スノーシューの魅力を味わっていただきました。
一気に雪原に飛び出した瞬間の眺め・・動物たちの足跡・・
どんな動物なのか、どんな特徴があるのか・・
遊びとしての尻セード。お尻で斜面を滑り下りる体験・・
これは面白いとまた別な場所にも来ていただけることになりました

20日は雪もやんで青空・・鏡ヶ成へ積雪状況の確認に・・
関金、琴浦への冬季閉鎖のゲート部分です。
烏ケ山への足跡は全くなし・・
まあ新雪でしたから・・かも・・
ゲートがここまで雪で見えなくなっているのは久しぶりな感じでした。
これだけの積雪があるのにやはり観光客の方々は少し少ないような・・
スノーシューの方がいたので、車を止めて「どこに・・」と尋ねたら、
なんと「●●さん!」と声を掛けられビックリ
森と水の学校で一緒にリーダーをしていた方・・けえちゃんでした!!!
TVの取材とのこと・・ご活躍でした。今日は山麓ではなく登山・・
三平山に登ってきました。 登山口の道路には車二台・・
県境登山道や通常の登山道からの登山のようです。
地元ガイドとしてはあまりお勧めではないので、
別ルートのこちらをご案内。
県南からの女性お二人・・顔出しはできません・・
最近登山にはまって、あちこちに登るようになり、雪山は初めて
ということで蒜山ツアーデスクに申し込んでいただけました。
踏み跡が全くないルートはなかなか緊張感もあり、楽しい・・新鮮!
山頂付近では県北から来られた登山好きのご夫婦に会いました。
那岐山の登山情報は今日のお二人には参考になったかと・・
雪のない三平山にも登ったことがある山頂からは360度の
展望・・大山も・・蒜山三座も・・毛無山もきれいでした。
土塁に沿って登山者の足跡が続きますが、私はそんなありきたりの
ご案内はしません・・
こんな眺めは登山道沿いからは見られません・・
雪崩の跡はなかなかミステリアス・・
一事が万事・・下山もまたオリジナルなコースをご案内しました。
少し時間はかけます・・登山口から下山まで4時間半ほど。
気になる・・?!
ご連絡お待ちしています。


2021年01月17日
今シーズン初めてのスノーシューツアー
昨日の雨には本当に気をもみました・・
しかし、さほどの雪解けにはならず、
反って締まった根雪になりました・・
今朝は雪が降り出し、降ったりやんだり・・
そんな中、午後に蒜山山麓スノーシューツアーです。
ご夫婦お二人・・リバートレッキングにもお越しいただきました。
ガイド研修のもう一人と二人で、初心者、子どももOKの蒜山山麓です。
このパワースポットの巨木でちょっとしたストーリーをお話ししました。
あいにく大山などの遠望はきかず、残念でしたが、 時々雪がやんで
晴れ間が見えたり、蒜山が顔を出してくれましたよ。
雪が見せる何とも素敵な眺め・・これが360度・・
素敵なお二人のためにこんなことを提案しましたね
晴れ間がなくてちょっとはっきりしません
だあれもいない世界。ちょっとヒミツっぽくていいですね。
コースは初心者向けですが、雪の平原をだらだら歩くだけでは
ありませんよ。
ちょっと驚くような中級者向けのアクティビティも
いくつか準備しています。 どんな・・それは来ていただいての
お楽しみです。小学生でもガイドがサポートしますし、
子どもだから夢中になれる内容・・スノーシューも子ども向けも
準備しています! 反省点はスノーシューがよく外れたこと・・
長靴のせいなのか、原因究明して対策を立てます・・
三蜜とは無縁の世界・・お元気な方ならぜひお越しください。